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HAILO-8 AIアクセラレーターモジュールのご紹介|対応PCに画像認識AIを追加する使い方と業界別18の活用例

Skynew業務用小型PC・産業用PC専門店

HAILO-8 AIアクセラレーターモジュールのご紹介

対応PCに画像認識AIを追加する使い方と、業界別18の活用例

カメラに写った部品や商品をAIに見分けさせたい。

そんな画像認識システムの開発・導入に向けて、
今回は私たちSkynewから、HAILO-8 AIアクセラレーターモジュールをご紹介します。

ヒートシンク付きHAILO-8モジュール

HAILO-8が担うのは、
学習済みモデルの「推論」。

対応PCのM.2スロットに取り付け、
学習済みモデルによる
画像認識AIの推論を実行します。

最大 26 TOPS
(INT8・理論AI推論性能)
こんな方におすすめ
検査・検品の
繰り返しを見直したい方
PCに画像認識AIを
組み込みたい方
導入条件と用途を
整理したい方
ここで紹介する18の使い方は、対象に合うモデル・アプリケーションを用意して組み込む活用例です。
本製品を装着するだけで使える完成機能や、当社の実測・導入実績を示すものではありません。

01HAILO-8とは何か・どんな方に向くか

HAILO-8は、対応PCに取り付け、学習済みモデルの推論を担う拡張モジュールです。
画像の取込みや前処理、結果の照合・表示は、PC側のアプリと組み合わせます。

検査や検品のアプリケーションを開発する方、現場のPCへ画像認識AIを組み込みたい方に向けた製品です。

製品の特長を詳しく確認

HAILO-8は、画像に写る物体を見つける、種類を分ける、領域を取り出すといったAI推論のためのプロセッサーです。
当社でご案内する本モジュールは、M.2 Key M・PCIe接続に対応するPCへ取り付けて使います。

性能は最大26 TOPS(INT8)の理論AI推論性能です。
出荷時は2280サイズで、説明書に沿って2260・2242へ長さを調整できる構成です。
実際の処理速度はモデル・ソフトウェア・PC構成によって異なり、冷却効果の実測値を示すものではありません。

02何を追加できるか・利用に何が必要か

対応PCに画像認識AIの推論処理を追加し、カメラ画像をもとにした結果の照合・表示・記録へつなぎます。

1撮影・前処理

カメラで撮影し、PCで画像の取込みや前処理を行います。

2HAILO-8で推論
HAILO-8モジュール

対応PCに接続したHAILO-8で、学習済みモデルの推論を行います。

3照合・表示・記録

推論結果をもとに、PCで照合・表示・記録を行います。

対応PC、ドライバー・HailoRT、対象に合うモデルとアプリが必要です。
実際の処理速度はモデル・ソフトウェア・PC構成によって異なります。
構成ごとの役割と性能条件を詳しく確認

私たちがまずお伝えしたいのは、HAILO-8が担当するのは学習済みモデルによる「推論」だという点です。
PCへの装着だけで検査装置が完成するわけではなく、対象を写す部分、解析する部分、結果を現場へ渡す部分を組み合わせます。

構成 現場での役割
カメラ・照明・治具 見たい傷や部品が、毎回同じ条件で写るようにします。
対応PCとHailo-8 PC側で撮影・前処理・結果表示などを行い、Hailo-8で対応するモデルの推論を実行します。
対象に合うモデル・アプリ 検出結果を解釈し、製造指示や注文情報と照合して、画面・記録・通知へつなぎます。
現場の確認・対応手順 候補を誰が見直し、補充・再検査・保留などの対応をするか決めます。

本モジュールの説明書記載の性能は、最大26 TOPS(INT8)の理論AI推論性能です。
実際の速度や処理できる画像数は、モデル、画像の大きさ、ソフトウェア環境、PC構成によって変わります。
PC全体やすべてのAIソフトの高速化を示す値ではありません。

03業界別の活用例

ここからは、HAILO-8が担う推論と、PC側の照合・表示を分けながら、8業界・18場面の使い方をご紹介します。

01製造業 | 確認を次の工程へ持ち越さない

対象を一つの品種・検査面に絞り、人の再確認につなぐ構成から検討します。

製造業
※使用イメージです。
01樹脂成形品のバリ・欠け候補を確認者へ集める樹脂筐体の外観確認※使用イメージです。現場の困りごと微小なバリと照明の影を見分ける確認に時間がかかる。HAILO-8の使い方対象画像で調整した外観検査モデルの推論を担当。役立つポイント候補位置を画像に重ね、人の再確認へつなぎます。導入前の確認黒色・光沢・影を含め、見逃し・誤検出を評価します。

外観検査では、判定だけでなく、製品の置き方や光の当て方も重要です。
まず一つの品種・一つの検査面に対象を絞り、人の再確認につなぐ構成から検討します。

現場の困りごと

射出成形した筐体の爪や開口部を一個ずつ見ている工程では、色替えや金型変更後に見え方が変わり、微小なバリと照明の影の区別に時間がかかるのが悩みです。

HAILO-8の使い方

HAILO-8には、対象画像で調整した外観検査モデルの推論を担当させます。
PC側で候補位置を画像に重ね、品種・ロットとともに記録することで、作業者が現物を見直す場所を示します。

役立つポイント

全画像を順番に見直す作業から、気になる場所を起点に現物を確認する作業へ変えることを狙います。
候補が金型の同じ箇所に偏るなら、保全担当へ渡す記録にもできます。

導入前の確認

黒色・光沢面、金型の合わせ目、正常な色むらを含めて評価します。
良品を止める割合と不良を見逃す割合、再確認に要した時間を品種別に確かめます。

02ねじ・クリップの付け忘れを梱包前に見直すHAILO-8で部品を検出し、PC側で型番別の必要数・取付位置と照合します。ねじ・クリップの確認※使用イメージです。
現場の困りごと

金属部品や機器の組立で、型番によってねじの本数やクリップ位置が違い、似た製品を続けて作ると確認項目を切り替えにくい場面です。
梱包後に不足が見つかると、開梱と再検査が必要になります。

HAILO-8の使い方

HAILO-8で部品の検出モデルを実行し、ねじやクリップの位置・種類の候補をPCへ返す構成です。
型番別の必要数や取付位置との照合、確認画面への表示はPC側のアプリで行います。

役立つポイント

型番ごとの確認位置を画像と一緒に共有でき、後工程で初めて不足に気づく手戻りを減らす構成を検討できます。

導入前の確認

部品が奥に隠れる位置と反射を確認します。
ねじ頭が写っていることと締付トルクは別なので、締付管理は工具の記録などと組み合わせます。

03コネクター方向と配線取り回しを照合するコネクターや配線を検出し、PC側で型番別の位置・通過領域と照合します。コネクターと配線の確認※使用イメージです。
現場の困りごと

制御盤や電子機器の組立で、同じ色のコネクターや似たハーネスが並び、カバーを閉じる直前に熟練者へ確認が集中する場面があります。

HAILO-8の使い方

コネクターや配線を見つける対応モデルの推論をHAILO-8へ割り当て、PC側で型番別の位置・通過領域と照合します。
通電前の撮影結果を、カバーを閉じる前の確認に使います。

役立つポイント

質問のたびに現物を持ち歩く代わりに、該当位置が分かる画像で確認を依頼する流れを作れます。
再作業時にも、どの状態で確認したかをたどりやすくなります。

導入前の確認

画像で確認する範囲を方向・外観・取り回しに限定し、導通や接触抵抗は必要な電気試験で確認します。
型番切替時に確認設定も切り替わる設計が必要です。

02食品製造・包装 | 切替直後の確認を支える

見た目の確認と、重量・温度・衛生の管理を分けて設計します。

食品製造・包装
※使用イメージです。
04弁当・惣菜の付け合わせや小袋の入れ忘れを確認する包装前の画像で付け合わせや小袋を検出し、PC側で当日の品目設定と照合します。弁当の小袋を確認※使用イメージです。

食品ラインでは、盛付け、容器、ラベル、日付印字で確認対象が異なります。
内容物の見た目と衛生・品質の判断を分け、画像で確かめられる作業から対象にします。

現場の困りごと

複数種類の弁当を同じラインで製造し、日替わりの付け合わせやソース小袋の確認が作業者の記憶に頼りやすい場面です。
ふたを閉じてからでは、見直しに時間がかかります。

HAILO-8の使い方

ふたを閉じる前の画像から、付け合わせや小袋を見つけるモデルをHAILO-8で実行します。
PC側で当日の品目設定と照合し、不足候補を作業者へ知らせて補充・見直しにつなぎます。

役立つポイント

付け合わせの位置をそろえた画像で確認できるため、包装前に見直す対象を絞る構成を検討できます。

導入前の確認

重なり、ソースの反射、季節による色や形の変化を含めて評価します。
数量や有無の画像確認と、重量・温度・衛生の管理はそれぞれ必要です。

05日付・ロット印字の読み直し候補を集める対応する文字認識モデルで推論し、読めない画像や不一致候補を担当者へ回します。包材の印字を撮影※使用イメージです。
現場の困りごと

包材替えや日付更新の後、印字のかすれや位置ずれを担当者が何度も見直し、読みにくい製品の抜取りと照合に時間がかかる場面です。

HAILO-8の使い方

印字領域をPC側で切り出し、HAILO-8対応の文字認識モデルで推論します。
文字列の解釈や製造指示の設定値との比較はアプリ側で行い、読めない画像と不一致候補を担当者へ回します。

役立つポイント

確認対象の画像を残せるため、印字装置の調整前後で、どこが読みにくくなったかを説明しやすくなります。

導入前の確認

日本語・数字・記号、曲面、透明フィルム、印字色に合うモデルが必要です。
文字の一致確認だけで食品表示全体の適切さを判断せず、表示内容の確認は担当部門で行います。

06容器のふた浮き・ラベル位置ずれの外観候補を拾うふたやラベルの外観候補を拾い、現物の再確認や再包装の判断へつなぎます。食品容器の外観確認※使用イメージです。
現場の困りごと

ふたを閉めた後、容器の一角の浮きや、ラベルの端が折れた製品を目視で探している工程です。
容器形状の変更で確認箇所が変わると、再調整も必要になります。

HAILO-8の使い方

上面・側面の画像を入力し、ふたやラベルの外観を分類・検出する対応モデルの推論をHAILO-8に担わせます。
PC側で確認候補を表示し、作業者が現物を見て再包装や保留を判断します。

役立つポイント

外観上の違いを画像で共有し、包材変更時に確認する位置をそろえる使い方です。

導入前の確認

光沢や結露、容器のたわみを含めて評価します。
外観画像から密封性能・微生物・内部の異物を判定する用途には置き換えません。

03物流・通販倉庫 | 梱包の再確認を助ける

注文と画像を正しく結び付け、確認するタイミングを整理します。

物流・通販倉庫
※使用イメージです。
07通販の梱包卓で同梱品と入数を見直す封かん前の箱内で商品・同梱品を検出し、PC側で注文データと照合します。通販の梱包卓※使用イメージです。

検品では商品を見分けることに加え、注文と画像を正しく結び付ける仕組みが欠かせません。
構内の状況把握では、映像から分かる時間と受付・作業記録から分かる時間を分けます。

現場の困りごと

セット商品、替え部品、同梱案内など注文ごとに内容が変わり、作業者がピッキングリストと箱の中を繰り返し見比べている場面です。

HAILO-8の使い方

注文を確定してから封かん前の箱内を撮影し、商品や同梱品を見つける対応モデルをHAILO-8で実行します。
PC側で注文データと照合し、数量違いや確認できない箇所を表示します。

役立つポイント

梱包完了後の開け直しを減らすため、確認する時点を封かん前へ寄せる構成です。
問い合わせ時に梱包状態を確認する材料も残せます。

導入前の確認

外観が同じ容量違い・型番違いは、バーコードや重量などの情報と組み合わせます。
重なった物を無条件に数えられる前提にせず、梱包配置も設計します。

08返品受付で付属品の確認画面をそろえる対象部品を検出し、担当者が不足・破損の確認結果を記録します。返品付属品の確認※使用イメージです。
現場の困りごと

返品の状態が一件ずつ異なり、本体・ケーブル・アダプターの確認を担当者ごとに別の順番で行っている場面です。
確認漏れの照会が増えると、再入庫の判断が進みません。

HAILO-8の使い方

付属品を区画付きマットに並べ、HAILO-8で対象部品の検出モデルを実行します。
返品受付番号と品番別リストの対応付けはPC側で行い、不足・破損の確認結果を担当者が記録します。

役立つポイント

受付時にそろえる情報が明確になり、検品担当へ確認済み項目と未確認項目を引き継ぎやすくなります。

導入前の確認

外観だけで動作良否や正規品かどうかを決めず、必要な通電・機能検査へ回します。
品番ごとの付属構成の更新も運用に含めます。

09荷受けバースの占有状態を時系列で残す車両の検出結果から、PC側で占有状態と変化時刻を記録します。倉庫の荷受けバース※使用イメージです。
現場の困りごと

荷受け口に行かないと空き状況が分からず、混雑後に何が重なったのかも説明しにくい拠点を想定します。
電話での空き確認が受付担当へ集中する場面です。

HAILO-8の使い方

バースに写る車両を検出するモデルをHAILO-8で実行し、PC側で領域ごとの占有状態と変化時刻を記録します。
予約・受付・荷役の記録と照合して、混雑した場面を振り返ります。

役立つポイント

現場へ見に行く前に状況を確認する手段や、受付の割当てを検討する材料として使う構成です。
AIだけで予約調整まで完結させる必要はありません。

導入前の確認

雨、夜間、隣接車両の重なり、長い車体を含めて検証します。
車両の占有時間をそのまま荷待ち・荷役時間とはせず、業務記録と照合します。

04小売・店舗運営 | 補充と応援判断を具体的に

顔の識別や個人追跡を目的にせず、確認に必要な範囲へ撮影を絞ります。

小売・店舗運営
※使用イメージです。
10ドラッグストアの定番棚で空いた区画を知らせる商品や空き領域を捉えるモデルで推論し、補充を確認する棚の候補を渡します。店舗の商品棚※使用イメージです。

人や商品の画像を使う場合は、確認に必要な範囲へ撮影を絞ります。
来店者の属性推定や個人の追跡を行わなくても、棚や列の状態を店舗運営に生かす構成を検討できます。

現場の困りごと

バックヤードに在庫はあるのに、接客や入荷作業で棚の巡回が遅れ、補充する場所に気づきにくい場面です。
新商品や棚割り変更で、確認位置も動きます。

HAILO-8の使い方

商品や棚の空き領域を捉える対応モデルをHAILO-8で実行します。
PC側で区画番号と継続時間を整理し、補充を確認する棚の候補を端末へ渡す構成です。

役立つポイント

店内を巡回する前に、優先して見に行く棚を選べる状態を目指します。

導入前の確認

商品が奥へ下がっただけの状態、買い物中の手やカートによる遮蔽、棚替え後の設定を確認します。
棚の空きから倉庫在庫や販売機会損失を自動で断定しません。

11レジ待ち列の長さを応援判断へつなぐ人の検出結果をPCで集計し、設定した状態が続いたら責任者へ通知します。レジ待ち列※使用イメージです。
現場の困りごと

レジ担当は会計に集中し、売場担当は別の場所にいるため、混み始めを共有しづらい店舗を想定します。
声掛けの時点では列が伸びていることがあります。

HAILO-8の使い方

列の範囲に写る人を見つけるモデルの推論をHAILO-8へ割り当てます。
PC側で人数や継続時間を集計し、設定した状態が続いたら責任者に通知して、応援を出すか判断してもらいます。

役立つポイント

売場から見えない混雑を共有し、応援判断のきっかけにする使い方です。

導入前の確認

家族連れ、カート、通過客を含む条件で数え方を決めます。
人数から待ち時間を直接算出せず、会計時間の記録も必要に応じて組み合わせます。
顔の識別は目的に含めず、撮影範囲・保存・閲覧権限を決めます。

05農業・選果 | 判断基準と撮影条件をそろえる

品目ごとの基準と現場の画像をそろえ、迷う対象の再確認を助けます。

農業・選果
※使用イメージです。
12かんきつの外観選別で、再確認する果実を絞る調整・評価したモデルで外観を分類・検出し、PC側で結果と画像を結び付けます。かんきつの選果※使用イメージです。

農産物は同じ品種でも形や色が変わります。
汎用の検出モデルをそのまま使うより、選果基準と撮影条件をそろえ、現場の見本に近い画像を集めることが出発点です。

現場の困りごと

出荷期に果皮の傷や色付きの見本を何度も確認し、判断が迷う果実を熟練者へ集めている場面です。
生産者や収穫時期によって見え方が変わります。

HAILO-8の使い方

産地の外観基準で調整・評価したモデルをHAILO-8用に用意し、果皮の傷や色の分類・検出を行います。
PC側で結果と撮影画像を結び付け、迷う果実を担当者が再確認する流れにつなぎます。

役立つポイント

迷いやすい見た目を画像として共有し、目合わせや基準見直しにも使える構成です。

導入前の確認

未学習の園地・収穫日・品種も分けて評価します。
表面画像だけで糖度や内部品質を測ったことにはせず、必要なら専用センサーの情報を別に扱います。

13育苗トレーの空きセルを数え、確認位置を記録する苗の検出・領域分割の結果をPC側でセル位置と照合し、見直す場所を行・列で示します。育苗トレーの空きセル※使用イメージです。
現場の困りごと

出荷前の苗トレーを列ごとに見て、苗がないセルや見直したい区画を数え直している場面です。
葉が重なると、セルと株の対応も分かりにくくなります。

HAILO-8の使い方

HAILO-8で苗の検出・領域分割に対応するモデルを実行し、PC側でトレーのセル位置と照合します。
空きセルの候補を行・列で示せば、現物を端から数え直す前に確認位置を絞れます。

役立つポイント

トレーを端から数え直す作業を、位置が分かる候補の見直しへ変える構成を検討できます。

導入前の確認

生育段階、葉の重なり、土の色、トレーの傾きを評価に入れます。
葉が写らないことを枯死や病気と決めず、品質判断は現物の確認へつなぎます。

06印刷・ラベル加工 | 加工ずれの把握に使う

正規見本や製造指示との対応付けを整理し、比較する位置をそろえます。

印刷・ラベル加工
※使用イメージです。
14ラベルの柄違い・抜け・大きな汚れの候補を確認する対応モデルで外観候補を得て、PC側で差のある位置を示し、実物確認につなぎます。ラベル柄の外観確認※使用イメージです。

品種が多い現場では、正しい見本や製造指示との対応付けが重要です。
印刷内容の比較と、色を正確に測る作業は分けて設計します。

現場の困りごと

似た図柄や色違いのラベルを短いロットで切り替え、切替直後の見本照合や途中の抜取り確認に時間を取られる場面です。

HAILO-8の使い方

位置をそろえた印刷画像を、HAILO-8で実行する対応モデルへ渡し、柄違いや外観異常の候補を得る構成です。
PC側で製造指示に合う見本を選び、差のある位置を表示して実物確認につなぎます。

役立つポイント

何となく全体を見比べるのではなく、差のある位置から確認する流れを作れます。

導入前の確認

正規見本の版管理、紙質、照明、反射、文字の大きさをそろえます。
色差の管理は校正した測色機器などの方法と分け、一般カメラだけで色品質を保証しません。

15巻取り前のラベル位置・蛇行傾向を記録する検出が必要な場合は対応モデルをHAILO-8で実行し、位置の変化を時刻付きで記録します。ラベル台紙とガイドローラー※使用イメージです。
現場の困りごと

ラベルの位置が少しずつ寄っていても、巻取り後の抜取りで初めて気づくと、どの区間から変わったのか調べ直す必要があります。

HAILO-8の使い方

背景や柄が変わって輪郭を取りにくい場合は、対象を見つける対応モデルをHAILO-8で実行する方法を検討します。
PC側で位置の変化を時刻付きで記録します。
単純な輪郭処理で足りる工程なら、その方法を使えます。

役立つポイント

変化した区間の画像を保全担当へ渡し、機械調整の前後を同じ見方で比較する使い方です。

導入前の確認

検査したい寸法に必要な解像度とシャッター条件を決めます。
AI推論の速度だけでなく、撮影から記録・表示までがライン速度に間に合うかを測ります。

07資源選別 | 見た目で分けられる対象から補助する

外観の分類と材質判定を分け、画像で分からない情報を推測で埋めません。

資源選別
※使用イメージです。
16容器の形状・色による分類候補を表示する外観区分の推論をHAILO-8へ割り当て、確認できない対象を担当者へ回します。資源容器の選別※使用イメージです。

見た目の分類と材質判定は異なります。
まず「何が写れば現場で振り分けられるか」を定義し、画像で分からない内容を推測で埋めない構成にします。

現場の困りごと

混在する容器を見ながら、缶、ボトル、その他の見た目の区分へ手作業で分けている場面です。
つぶれ、重なり、付着物があると迷いが生じます。

HAILO-8の使い方

形状・色などの外観区分を識別するモデルの推論をHAILO-8へ割り当てます。
PC側で分類候補と確認できない物を記録し、担当者の再確認や、別途設計する分別機構へつなぎます。

役立つポイント

迷いやすい物を無理に分類せず、再確認が必要な対象とその画像を共有する補助として検討できます。

導入前の確認

汚れや変形、複数物の重なりを含めて評価します。
RGB画像の外観分類だけで樹脂の化学的種類や有害性を判定せず、材質判定が必要なら適切なセンサーを組み合わせます。

08設備保全・巡回 | 表示と確認時刻を記録する

安全制御から独立した記録補助として、現物確認や設備ログへつなぎます。

設備保全・巡回
※使用イメージです。
17アナログメーターの指針を読み取り、巡回記録を補助する対応モデルの推論結果と撮影時刻・元画像を結び付け、読めない場合は現物確認へ回します。アナログメーターの撮影※使用イメージです。

既存設備の表示を画像で記録する構成では、設備の動作を変えずに状態を取り込めるかを検討します。
安全に関わる制御と、巡回確認の補助は分けます。

現場の困りごと

設備を巡回して圧力計などの指針を読み、紙へ書いた後に表へ転記している場面です。
読み取った時刻と転記時刻が離れると、変化の確認もしにくくなります。

HAILO-8の使い方

対象メーターに合わせた指針検出などの対応モデルをHAILO-8で実行し、PC側で文字盤・単位と対応付けて値の候補を記録します。
撮影時刻と元画像を残し、読めない時や範囲外候補は現物確認へ回します。

役立つポイント

数値だけでなく元画像を一緒に残し、記録の確認や変化の振り返りに使う構成です。

導入前の確認

結露、反射、振動、指針の影、単位を評価します。
読み取り誤差は校正された基準と比較し、保安装置や緊急停止の代わりにしません。

18積層表示灯の状態を記録して、停止場面を探しやすくする表示灯を見つけにくい場合に推論を使い、PC側で変化時刻を整理して記録を残します。設備の積層表示灯を撮影※使用イメージです。
現場の困りごと

設備が止まったと聞いてから現場へ行くと既に復旧しており、どの表示がいつ点灯したか分からない場面です。
長い録画を見返すことにも時間がかかります。

HAILO-8の使い方

背景変動が大きく表示灯を見つけにくい場合に、対応モデルの推論をHAILO-8で行う構成を検討します。
PC側で点灯・点滅の変化時刻を整理します。
固定領域の色判定だけで足りる場合は通常の画像処理を使います。

役立つポイント

確認したい時間帯から画像をたどり、設備ログや作業記録と突き合わせるための手掛かりを残せます。

導入前の確認

点滅周期を捉える撮影間隔、周囲照明、複数設備の映り込みを確かめます。
表示灯の色だけで停止原因や設備故障を断定せず、安全制御から独立した記録補助として扱います。

小さく試すときの進め方

通常の画像処理で足りるかも確かめ、見逃し・誤検出と運用負担を評価します。

01一工程に絞る

対象と判断を絞り、確認したい状態を決めます。

02実際の画像で評価

正常例と迷う例を含め、別の日・ロットでも確かめます。

03人の確認につなぐ

候補を提示し、最終的な対応につなぎます。

評価の進め方・モデルの対応世代を詳しく確認

18場面を一度に実装する必要はありません。
まず、確認回数が多く、写す条件をそろえやすい一工程を選びます。
高度なモデルを用意する前に、照明・治具や通常の画像処理だけで解決できる部分も確認します。

  1. 一つの判断に絞る:「この小袋が入っているか」「この区画が空いているか」など、担当者が次に取る行動まで決めます。
  2. 実際のばらつきを集める:正常品だけでなく、迷う例、照明の変化、重なり、品種切替後を含めます。
    画像の取得・利用範囲も確認します。
  3. 学習に使っていない画像で比べる:同じ製品の連続写真だけで評価を完結させず、別の日・ロットの画像でも確かめます。
  4. 候補表示から始める:人が見直す運用で、見逃しと誤検出、処理待ち、再確認の負担を記録します。
  5. 工程全体で判断する:撮影、転送、前処理、推論、結果表示・通知までの時間と、モデル更新・現場の保守を含む運用負担を確認します。

評価では推論速度だけでなく、「見逃した対象」「良品なのに再確認した対象」「人が確認するまでの時間」「最終対応が終わるまでの時間」を分けます。
候補が増えて担当者の見直しが追い付かないなら、モデルやしきい値、撮影条件を見直す必要があります。

Hailo-8向けのモデルでは、対象データによる学習・調整と、対応形式への変換・評価が必要になる場合があります。
メーカー公式Model ZooにはHailo-8用の対応系列に関する案内があります。
別世代向けのモデルやソフトウェアを、そのまま適用しないよう確認します。

購入前に確認するPCとソフトウェアの条件

確認すること 選定のポイント
PCの接続方式・取付位置 M.2 Key M・PCIe Gen 3 ×4。
SATA専用スロットは非対応。
内部スペースと固定位置も確認。
OS・実行環境 対応OS・CPU、ドライバー、HailoRTの対象世代と互換バージョンを確認。
モデル・アプリ 対象に合う対応モデルと、照合・表示のアプリが必要。

長さ調整は、説明書の手順と保証・サポートの扱いを事前に確認してください。

説明書に基づくOS・接続・ソフトウェアの詳しい導入条件

以下は2026年10月28日時点で確認した本モジュールの取扱説明書に基づく導入条件です。
購入時にはSkynewの対象商品ページで最新の販売情報も確認してください。

確認項目 説明書記載と選定時の確認点
接続 M.2 Key M、PCIe Gen 3 ×4。
SATA専用のM.2スロットは使用できません。
スロットの形だけで判断せず、PC側の接続方式を確認します。
長さと取付位置 2280で出荷。
説明書では2260・2242へ長さ調整できる構成です。
PC側の固定位置を確認し、調整前に手順と保証・サポートの扱いを確認します。
放熱とスペース ケース内部の部品との干渉、ヒートシンクの固定、周囲の通気を確認します。
OSとCPU 説明書のHailoRT対応環境は、Windows 10/11のx64(Intel/AMD)、Ubuntu 22.04/24.04 LTSのx86_64・ARM64、いずれも64ビットです。
Windows on ARMは非対応です。
アプリ側の対応とOSの保守条件も確認します。
ソフトウェア Hailo-8用PCIeドライバー、HailoRT、対応するHEFモデルと用途に合うアプリが必要です。
説明書ではHailoRT 4.x系を案内しています。
導入時は同じ対象世代と互換バージョンを確認します。

導入確認は、装着確認、デバイス認識、対応モデルの基本動作、実際の入力での用途評価に分けます。
ランダム入力でモデルが実行できたことと、実画像で検出精度を確認したことは別です。

PCとの組合せは、スロット・固定位置・内部スペース・OS・ソフトウェアを合わせて確認します。

自社の工程に当てはめて考える

使用予定のPC・OSと、画像で確認したい対象を整理してお問い合わせください。

お問い合わせ前に整理したいこと

導入を考える出発点は、「どれだけ大きなAIを動かすか」よりも、「確認のたびに止まっている作業を、どこまで整理できるか」です。
対象を一つに絞れば、必要な画像、判断基準、次の対応が具体的になります。

検討前に整理しておきたいこと
  • どの工程で、誰が、何を繰り返し確認しているか
  • 見つけた後に、補充・再検査・保留など何を行うか
  • 使用予定のPC・OS、必要なカメラと照明、既存システムとの接続
  • どの程度の見逃し・再確認負担なら運用できるか

Hailo-8は、その構成の中で画像認識AIの推論を担う選択肢です。
対象に合うモデルと撮影条件を用意し、現場の確認手順と組み合わせて評価しましょう。

導入を検討する際は、見たい対象、使う予定のPC・OS、確認結果の利用先を整理すると、機器選定の条件が明確になります。

使用予定のPC・OSと、画像で確認したい対象を整理のうえ、製品についてはSkynewの窓口からお問い合わせください。

お問い合わせ時に、公開できない画像・機密資料を添付する必要はありません。

HAILO-8の製品・導入条件を確認

公開できない画像・機密資料を添付する必要はありません。

SkynewSkynewへの
お問い合わせ
情報確認日:2026年10月28日。
用途画像は使用イメージです。

CMOS電池交換をする前に|Skynew BC-10の対応機種とK12・K12Cの交換方法

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2026年10月29日時点の情報です。
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CMOS電池交換をする前に|Skynew BC-10の対応機種とK12・K12Cの交換方法

Skynew BC-10のケーブル付きCMOS電池。CR2032・3V・10個入りの公式商品画像

小型PCのCMOS電池を交換する前に、まずPCの正確な型番と、交換部品が対応するかを確認しましょう。
K12・K12Cは公式動画で内部の電池位置と交換作業を確認できます。
Skynew BC-10は3.0Vのケーブル付き電池10個入りの保守・交換部品です。

BC-10は、条件が合えばSkynew以外のパソコンでも使用できる可能性があります。
電池の種類だけで判断せず、接続部分と配線も確かめましょう。
不明なときは、現在の電池やコネクターの写真と型番をもとに適合をお問い合わせいただけます。

こんな方におすすめ

  • 他社製パソコンにBC-10が使えるか確認したい方
  • K12・K12CのCMOS電池交換前に手順を確認したい方
  • BC-10を再注文する前にケーブル長の変更を確認したい方

BC-10の現行仕様・対応機種リンクを見る →

01PCの型番と対応表を、発注前に合わせる

「以前のSkynew PCに使えた」という記憶だけで、別の型番へ流用しないことが出発点です。
BC-10の商品ページから案内している対応表には、K4・K5・K6・K7・K8・K9・K12・K12C・M2S・S3・W3・W4・W12・W13が載っています。
非対応はM1S+・M1K+・M1T+・K3です。

例えば、同じ部署でK12と別の型番を使っている場合も、PCごとに型番を控え、対象を分けて発注します。
対応表にある「M2S」を「M2S+」と読み替えないでください。
表に記載のない機種は、非対応という意味ではなく、適合を確認できていない機種です。

他社製パソコンでも使える?

条件が合えば、使用できる可能性があります。
BC-10の対応表はSkynew製品についての案内で、他社製パソコンすべての適合・非適合を示すものではありません。

確認したいのは、電池の種類・電圧、コネクターの形状とピン数、プラス/マイナスの配線位置、ケーブル長と取付スペースです。

同じCR2032・3Vでも、電池を直接ソケットに入れる機種と、ケーブル付き電池を接続する機種があります。

適合が分からない場合は、パソコンのメーカー・型番と、現在の電池やコネクターの写真をもとにお問い合わせください。
お問い合わせフォームで、写真の送付方法をご確認ください。
写真にはシリアル番号や個人情報が写り込まないようご注意ください。

写真をもとにBC-10の適合を相談する →Skynew

BC-10の商品ページから案内している対応機種一覧を確認する →

02リピート注文は約7cmへの変更を確認

BC-10は2026年2月17日出荷分からケーブル長が約7cmに変更されています。
過去に注文した部材の長さをそのまま現在の仕様と思わず、今回の手配条件として作業担当へ伝えてください。

BC-10の電池径約20.0mm、ケーブル長約70.0mm、3V・210mAhを示す現行公式仕様図

電池サイズは約直径20.0×厚さ3.2mm、電圧は3.0V、電気容量は210mAhです。
これらの数値だけで、任意のPCへの互換性や、コネクタの規格・極性まで確定することはできません。
外観が似ていても、接続条件に迷う場合は購入前にご相談ください。

BC-10の寸法・ケーブル変更の案内を確認する →

03CMOS電池の交換方法:K12・K12Cの動画例

作業前に電源を切って電源ケーブルや接続機器を外し、対象機種の保守・保証条件を確認してください。
内部作業に不安がある場合は、無理に進めずSkynewへご相談ください。

  1. PCの型番とBC-10の対応を確認し、機種に合った案内を用意します。
  2. K12・K12Cの例では、背面四隅のネジを外し、カバーを取り外します(動画0分10秒付近)。
  3. 基板上の電池コネクターの位置と、取り外し方を動画で確認します(0分20秒〜25秒付近)。
  4. 新しい電池の端子を、ツメが上を向くよう基板側へ差し込みます(0分35秒付近)。
    背面テープのフィルムをはがして貼り付けます(0分45秒付近)。
  5. 裏蓋を戻し、四隅のネジを取り付けます(0分55秒付近)。
    作業後の状態や設定に不安がある場合は、症状と型番をSkynewにご相談ください。
K12・K12CのCMOS電池コネクターを接続する場面
K12・K12Cのコネクター接続例(公式動画0分37秒付近)

K12・K12CのCMOS電池交換動画を見る(カバー取り外しは0分10秒から) →

これはK12・K12Cの例です。
内部構造や作業方法を他機種へ流用せず、商品ページで対象機種の案内を確認してください。

04発注担当と作業担当で共有する確認表

発注書へ「CMOS電池10個」だけを書くより、どのPC用かと今回の仕様を一緒に残すと、受け取る担当者が照合できます。
例えば、対象型番ごとに必要数を分け、10個入りという販売単位と、実際の交換対象台数を別の欄で管理する方法です。

確認する場面 BC-10の照合材料 判断・引き継ぎ方
複数型番をまとめて手配 対応表の正確な型番 型番ごとに整理。
表にない機種は接続条件を確認し、不明なら写真とともに相談
以前の注文を再利用 2026年2月17日出荷分から約7cm 以前の仕様の思い込みを避け、現行長を作業担当へ共有
必要数量を決める 1パック10個入り 交換対象台数と予備数を別に記録。
修理成功台数へ換算しない
交換作業へ進む 型番別の案内と保守条件 案内がない機種や接続不明の状態で自己流の作業を始めない

この表は部材選びと引き継ぎのための整理で、実機の故障診断や交換試験の結果ではありません。
PCの症状がある場合は、電池交換だけで直ると決めず、症状と型番を相談してください。

商品ページにはK12・K12C、K4・K7・K8・K9・S3、M2S向けの交換方法が案内されています。
別の機種へ分解手順を流用せず、内部作業は対象機種の案内と保守・保証条件を確認できる担当者が行ってください。
電池の分解・加熱や端子間の短絡はしないでください。

05購入前の疑問と相談先

CR2032・3Vなら、どの小型PCにも使えますか?

電池の種類・電圧だけでは判断できません。
他社製パソコンでも接続条件が合えば使える可能性がありますが、コネクター形状や配線の極性などの確認が必要です。
ご不明な場合は、型番と写真をもとにお問い合わせください。

前回と同じBC-10を頼めば、ケーブル長も同じですか?

過去の出荷時期によって同じとは限りません。
現行仕様は約7cmで、2026年2月17日出荷分から変更されています。
再注文の際も最新の商品詳細を確認してください。

相談の際は、まずPCの型番、使っている部材の型番、困っている症状をお知らせください。
公開コメントに会社のネットワーク構成や機器識別情報を載せる必要はありません。

PCの型番・交換部材の適合をSkynewに相談する →Skynew

BC-10の最新仕様・10個入りの購入条件を見る →

別のPC・周辺部材はSkynew公式サイトで確認する →

06別の部位の保守を検討している方へ

CPUクーラーの接触面を保守するなら:TG-1の役割と手配前確認 →関連記事TG-1のグリスとスパチュラ

外側へ付ける部材なら:HS404-4の寸法と貼付面の確認 →関連記事HS404-4のヒートシンクと付属テープ

株式会社真善美が運営するSkynew公式ブログでは、業務用小型PCと周辺部材を、使う目的と導入・保守前の確認点からご案内しています。

PC・保守部材の選び方を読者登録する →

AI時代の小型PC選び|ファンレス・NPU搭載PCの違いと6つの業界活用例

Skynew

業務用小型PC・産業用PC専門店

ファンレス・AI対応PCの選び方

結論:静かに設置したいならファンレス、AI処理は使いたいソフトに合う構成を選びます。
既存PCも、接続・冷却・ソフトの条件が合えば、HAILO-8などの追加で買い替えずに対応する画像AIを試せる可能性があります。
設置環境と目的の両方から選びましょう。

静音性を重視するならファンレスPC、対応アプリでNPUを活用したいならAI対応PCが候補です。
この記事では、6つの業界・場面と、Skynew製品を選ぶときの確認点をご紹介します。

今あるPCでAIを使える? Skynewに相談する →Skynew

こんな方におすすめ

  • 工場・店舗・倉庫でAI活用を検討する設備担当者
  • 社内業務にAIを取り入れたいIT担当者
  • ファンレスPCとNPU搭載PCの選び分けを知りたい方

01ファンレスPCとAI対応PCはどう違う?

ひと目でわかる:冷却とAI処理は別の選び方

🔇 冷却の方式
ファンレス:ファンを使わない
ファン付き:ファンで冷却
🧠 AI処理の構成
PC内蔵のNPUなど
対応するAI処理に利用
🧩 後からの選択肢
HAILO-8などを追加
対応PC・ソフトで利用

組み合わせは可能。ファンレスかどうかとAI装置の有無は別々に確認します。

ファンレスは冷却ファンを使わない方式です。
ファンの動作音やファン自体の交換を避けたい場所で選択肢になります。
ただし防水・防塵・耐油や無故障を意味せず、温度、周囲の空間、粉塵など設置条件の確認は必要です。

AI対応PCはAI処理に活用できるハードウェアや環境を備えたPCです。
冷却方式とAI対応は別の条件なので、ファンレスかつAI対応の構成もあります。
NPUはAI処理向けの演算装置ですが、NPU搭載だけであらゆるAIアプリが動くわけではありません。
ソフト・AIモデル・OS・ドライバーと処理能力を組み合わせて検証しましょう。

エッジAIは、データの発生場所に近い機器でAI処理を行う構成です。
一部をローカルで処理できる場合もありますが、通信の有無やデータの保存・送信先はアプリと設定によります。

02今あるPCにHAILO-8を追加できる?

条件が合えば、PC本体を買い替えずに追加できる可能性があります。
HAILO-8は、対応する学習済みモデルを使った画像認識などのAI推論を支援するアクセラレーターです。
モジュールや必要なソフトなどの費用は別途かかります。
すべてのPCやAIアプリに使えるわけではありません。

🔍 追加前のチェック

① 空きスロット:M.2のキー形状・サイズ・PCIe接続がモジュールと合うか。
② 電源・放熱:消費電力や発熱を設置条件内で扱えるか。
③ ソフト:OS、ドライバー、アプリ、使いたいAIモデルに対応するか。

SSD用のM.2端子があるだけでは適合は判断できません。
使用中のSSDを外す前に、データ・起動への影響とメーカーの保証条件を確認してください。

空きや対応条件を満たせない場合は、別の構成やPCを検討します。
S15・W14を含む個別機種への取付可否は未確認のため、PCの型番と試したい用途を添えてご相談ください。
Hailo公式:Hailo-8 M.2モジュールの仕様を見る →

03業界・現場別の6つの活用例

🧩 HAILO-8を使う構成例
製造:対応するカメラ画像の分類を検討。
物流:対応する画像認識モデルで荷物の分類を検討。
いずれも対応PC・ソフト・モデルの組み合わせと精度検証が必要で、導入実績ではありません。

以下は導入を検討するための使用イメージです。
実際の導入実績や各製品でのAI動作を示すものではありません。

1. 製造業:外観検査の画像を現場で扱う

現場の課題・使い方
部品の傷や取り付け状態を目視確認しているラインでは、産業用カメラの画像をAIで分類する構成を検討できます。

役立つポイント
担当者が確認する画像を整理する選択肢になります。

導入前の確認
カメラ・検査ソフト・学習済みモデル、判定精度、照明、設置温度の確認が必要です。

製造現場の検査イメージ

※使用イメージです。

2. 医療・介護:備品や設備の点検記録を整理する

現場の課題・使い方
施設内の備品・設備の点検記録が増えたとき、対応アプリで記録を分類し、次に確認する項目を整理する方法を検討できます。

役立つポイント
スタッフが点検状況を振り返る際の補助として使う想定です。

導入前の確認
患者・利用者の情報は扱わずに検証し、実運用時は情報管理とアプリの通信先、設置環境を確認してください。

介護施設の事務作業イメージ

※使用イメージです。

3. 物流・小売:仕分け作業の画像を確認する

現場の課題・使い方
荷物やラベルの確認が多い倉庫・店舗では、撮影した画像の文字認識や分類を使う構成が考えられます。

役立つポイント
担当者が確認する情報をまとめる使い方です。

導入前の確認
ラベルの種類、撮影位置、必要な処理速度、粉塵やネットワーク環境を検証してください。

倉庫の仕分け作業イメージ

※使用イメージです。

4. オフィス:文書や会議音声の整理を支援する

現場の課題・使い方
長い文書や会議の記録を整理したい場合、対応アプリで要約や音声処理を検討できます。

役立つポイント
内容を確認する担当者の下準備に役立つ可能性があります。

導入前の確認
社外へ送れない情報は、アプリの通信・保存先と社内ルールを確認し、出力も人が点検してください。

オフィスの文書整理イメージ

※使用イメージです。

5. 制作・広報:画像や映像の下処理を補助する

現場の課題・使い方
画像の切り抜きやノイズ低減を含む制作作業では、対応する編集ソフトのAI機能を試せます。

役立つポイント
素材の下処理を進める際の選択肢です。

導入前の確認
必要なGPU・NPU、対応ソフト、素材サイズと作業時間は実際の環境で確認します。

制作担当者の画像編集イメージ

※使用イメージです。

6. 教育・研修:教材や字幕作成を支援する

現場の課題・使い方
研修資料を用意する担当者は、対応アプリで教材の文章整理や字幕作成を検討できます。

役立つポイント
受講者に伝える準備を進めるための補助として使います。

導入前の確認
言語、精度、ネットワーク要件、利用規約を確認し、内容は人が見直します。

教育・研修の準備イメージ

※使用イメージです。

04Skynewではどの製品を選べばいい?

静音性を重視するなら:S15 v1(ファンレス)

Core i5-1155G7を搭載し、LAN×2・COM×4を備えるファンレス小型PCです。
装置との接続や静かな設置環境を重視する場合の候補です。
AIアプリの対応や外部アクセラレーターの接続可否は個別に確認してください。

S15 v1の仕様・接続端子を確認する →

対応AI処理を検討するなら:W14(ファン付き・NPU搭載)

Intel Core Ultra 7 155HとIntel AI Boost NPUを搭載し、対応するAI処理を検討できる小型PCです。
NPUは最大11 TOPS、プロセッサ全体は最大33 TOPS(いずれもINT8、理論値)です。
実際の機能・性能はアプリ、モデル、ドライバーと設定によります。

W14のAI処理・端子の仕様を確認する →

05よくある質問

AI対応PC・NPUとは何ですか?

AI対応PCは、PC内のAI処理に活用できる構成を備えたパソコンです。
NPUはAIの計算をPC内で担当する専用の演算装置です。
対応するアプリがNPUを利用すると、AI処理をCPUやGPUと分担できる場合があります。
効果や利用できる機能は、アプリ・モデル・ドライバーによって異なります。

ChatGPTを使うにはNPUが必要ですか?

通常のWeb版ChatGPTはインターネット経由で利用するため、NPUを搭載しないPCでも利用できます。
一方、NPUは対応するAI処理をPC内で実行するための装置です。
NPUがなくてもCPUやGPUでローカルAIを動かせる場合もあります。

NPUはインターネットなしで使えますか?

NPUそのものはPC内で計算するための装置です。
オフラインに対応したアプリとモデルを事前に用意すれば、ネット接続なしでNPUを使って処理できる場合があります。
ただし、アプリによっては初回のモデル取得、サインイン、認証や一部の機能に通信が必要です。
実際に使いたい機能ごとの接続要件と、データの送信・保存先をご確認ください。

ファンレスPCでもAIは使えますか?

対応するソフトや処理量に合う構成なら、利用できる場合があります。
ファンレスというだけで特定のAI機能やアクセラレーターの対応を意味しません。
機種ごとの仕様と必要な接続・冷却条件をご確認ください。

06導入前に、まず1つの作業から確認する

1. 画像分類や文書整理など、試したい作業と対象データを決めます。

2. 必要なソフト・AIモデル・カメラなどの対応条件と、設置環境を確認します。

3. サンプルデータで精度・処理時間・運用費・データの取扱いを検証します。

HAILO-8のような外部AIアクセラレーターを使う場合は、接続スロット・電力・冷却・ドライバー・モデルの互換性が必要です。
特定のSkynew機種への対応や販売状態は個別にお問い合わせください。

用途・カメラ・設置環境をSkynewに相談する →Skynew

07関連記事

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拠点のファイル共有・Webサービスはどう評価する?Skynew K4のUbuntu Server・7項目と24時間試験

SkynewSkynew 公式ブログ

Skynew K4 | 2026年10月28日

拠点のファイル共有・Webサービスはどう評価する?Skynew K4のUbuntu Server・7項目と24時間試験

Skynew K4の公式商品画像

拠点内にファイル共有や小さなWebサービスを置くなら、「24時間動いた」だけでなく、その間に何を処理したかも気になります。
当社ではK4のUbuntu Server環境で基礎7項目を試し、続いてSMBとWeb/APIを組み合わせた24時間の試験を行いました。
処理内容と利用規模を分けて結果をご紹介します。

01K4で実際に確かめたこと

試験日:基礎7項目は2026年10月20日、24時間試験は10月23~24日。
Ubuntu Server 24.04.5 LTS、Linux 6.8.0-147-generic。
基礎試験は単一Windows管理PC、24時間試験は単一Ubuntuクライアントを使っています。
室温は未測定です。
試験個体はPentium 5405U、16GBメモリー、256GB SSD構成です。

Ubuntu Server 24時間複合の試験条件と結果
当社の試験記録に基づく説明図です。

基礎7項目はCPU・メモリ・SSD・SFTP・Web/API・SSH・SMBです。
演算・メモリ試験の合格、保存・転送データの一致、APIの期待応答、SSHの正常再接続を確認しました。
24時間複合試験は86,402.458358秒、SMB 75,100件とHTTP 757,120件を検証し、予期しないエラーは0件でした。
メモリ負荷試験は合計3GiB・2ワーカーで、搭載16GBの全容量検査ではありません。

24時間試験は軽い混合負荷で、CPUを最大負荷に保つ試験ではありません。
複数ワーカーを複数台の実利用者と読み替えず、同時利用者数の上限や長期無停止を保証しません。
HTTP監査の保守49件は主件数と分離されています。
復元は同一SSD内の別パスです。

実機検証動画

動画で、基礎7項目の確認内容と、SMB・Web/APIを同時に動かした約24時間の実測ダイジェスト、処理結果と負荷・温度の推移をご覧いただけます。

YouTubeでK4のUbuntu Server複合試験を見る

02業種別の使い方

ここからは、今回の確認結果をどのような業務に役立てられるか、使い方をご紹介します。
実際の導入では、お使いの業務ソフトや接続機器と組み合わせて確認してください。

金属加工の品質保証部門|検査データ受信と照会を分ける

検査ファイルを受け取る処理と担当者が内容を探す処理が重なると、どの負荷を評価すべきか迷うことがあります。

金属加工の品質保証部門|検査データ受信と照会を分けるの用途イメージ
※使用イメージです。

ファイル受信とWeb照会を並行して動かす構成を検討する際に、今回のSFTP・SMB・Web/APIの試験を参考にできます。
実際の受信形式と照会回数へ置き換え、繁忙時の作業を試験条件に入れてください。

導入前の確認:ファイルサイズ、受信間隔、検索データ量、保存期間、バックアップを確認します。

物流センター|作業ファイルの配布と進捗照会

作業用ファイルを配る時間に照会画面も使うなら、片方だけの試験では実業務との対応が分かりにくくなります。

物流センター|作業ファイルの配布と進捗照会の用途イメージ
※使用イメージです。

作業ファイルの配布と進捗照会が重なるなら、SMBとWeb/APIを併用する試験が参考になります。
本番の繁忙時間に何件の処理が重なるかを整理してから、必要な負荷条件を決めましょう。

導入前の確認:WMSとの接続、注文情報のアクセス権、繁忙時の同時利用と障害時の代替手順を確認します。

装置メーカーの評価部門|試験結果の収集と管理画面

試験担当者ごとに結果を保管すると、評価の進捗を別の担当者が追う作業が増えます。

装置メーカーの評価部門|試験結果の収集と管理画面の用途イメージ
※使用イメージです。

試験結果の受信先と参照画面を専用端末へまとめる使い方です。
CPU・メモリ・SSDの基礎試験は選定の入口として使い、実際の集計アプリを載せた状態で負荷を確かめてください。

導入前の確認:計測機器の制御、安全機能、リアルタイム性は今回の結果から保証しません。

小売チェーンの店舗内IT|販促データと端末状況を管理する

販促ファイルの配布と端末の状態確認が個別運用だと、更新の確認に手間がかかります。

小売チェーンの店舗内IT|販促データと端末状況を管理するの用途イメージ
※使用イメージです。

拠点内で販促ファイルを配り、端末の状態を照会する構成を考えます。
今回の処理件数を利用台数の保証とせず、配るファイルと対象端末を用意して更新の流れを試しましょう。

導入前の確認:配信ソフト、ログ、認証、通信停止時の対応を確認します。

研究開発の評価室|小規模APIの継続試験

担当者の開発PCに評価サービスを置くと、再起動や移動のたびに試験が止まる場合があります。

研究開発の評価室|小規模APIの継続試験の用途イメージ
※使用イメージです。

評価用APIを専用端末へ分け、開発作業と切り離して継続試験を行う使い方です。
当社の試験では、正常な応答と、意図して拒否させた応答を分けて記録しました。
実際のAPIでも期待する応答を決めて確認してください。

導入前の確認:実アプリの計算量、データベース、アクセス制御、更新・復旧を確認します。

03導入前の確認ポイント

  1. 本番の同時利用・ファイル量・HTTP処理を反映して負荷条件を作る
  2. 別媒体へのバックアップと、戻せることを別途確認する
  3. 長時間利用は販売ページの保証条件も合わせて確認する

04仕様・購入前のご相談

実際に使うソフト、扱うデータ、接続する機器を整理し、試験条件と照らし合わせてみてください。
設置時は、放熱を妨げない配置もご確認ください。

現行の販売ページではWindows 11 Pro構成をご案内しています。
この記事のUbuntu環境は、当社で検証した構成です。

24時間以上の連続使用による故障は、公式商品ページの保証除外事項に記載されています。
試験を行ったことと保証対象は異なりますので、予定する連続運転条件は購入前にご確認ください。

K4の選び方や導入前の確認について、お気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちら ›Skynew

施設の動画案内をUbuntuで準備する|Skynew K4の1080p30復号経路確認

SkynewSkynew 公式ブログ

Skynew K4 | 2026年10月28日

施設の動画案内をUbuntuで準備する|Skynew K4の1080p30復号経路確認

Skynew K4の公式商品画像

Ubuntuで案内動画を流したいとき、プレーヤーがどの復号方式を使っているかも確認しておきたいところです。
当社ではK4で1080p・30fpsの素材をループ再生し、mpvの復号経路とドロップカウンターを記録しました。
今回は約10分の試験で分かったことを、施設や店舗の使い方とあわせてご紹介します。

01K4で実際に確かめたこと

試験日:2026年10月20日。
Ubuntu Desktop 24.04.5 LTS、mpv 0.37、Intel iHDドライバー。
H.264・1920×1080・30fpsの10秒の無音合成素材をループ再生。
物理モニター未接続のXvfb環境でvaapi-copyを使用しました。
試験個体はPentium 5405U、16GBメモリー、256GB SSD構成です。

1080p30 ハードウェア復号の試験条件と結果
当社の試験記録に基づく説明図です。

601.982秒、約10分の正式区間で、298標本すべてのhwdec-currentがvaapi-copyでした。
2種類のドロップカウンターの観測最大値は、いずれも0でした。

標本間の変化やリセットを完全には捕捉できず、全フレームでドロップ0の保証ではありません。
vaapi-copyはゼロコピーではなくCPU側の処理を含みます。
物理表示の滑らかさ・音声・4K出力・長時間運用は別途確認します。

実機検証動画
動画で、無音の1080p30合成素材を使った復号経路の確認、約10分の負荷・温度の推移、結果の確認範囲をご覧いただけます。

YouTubeでK4の1080p30動画復号試験を見る

02業種別の使い方

ここからは、今回の確認結果をどのような業務に役立てられるか、使い方をご紹介します。
実際の導入では、お使いの業務ソフトや接続機器と組み合わせて確認してください。

製造業の教育スペース|短い作業説明動画を繰り返す

交代勤務で集合説明の時間を合わせにくい場合、承認した作業説明を見られる場所を設ける方法があります。

製造業の教育スペース|短い作業説明動画を繰り返すの用途イメージ
※使用イメージです。

承認した短い作業説明を、担当者が確認できる場所で繰り返し再生する使い方です。
プレーヤーと動画形式を確かめた後は、実際の教材で文字、音声、停止・巻戻しの操作も試します。

導入前の確認:教育の実施記録や安全上の承認は動画端末とは別に管理します。

宿泊施設のランドリー案内|利用手順を映像化する

利用方法や終了後の受取方法が伝わらないと、フロントへの問い合わせが重なることがあります。

宿泊施設のランドリー案内|利用手順を映像化するの用途イメージ
※使用イメージです。

洗濯機の利用方法を短い映像で案内する使い方です。
音声に頼らず分かる表示や、多言語への切替を考え、実際に流す案内をモニターで確認してください。

導入前の確認:多言語内容、モニター、切替ソフトの動作を別途確認します。

小売店のサービスカウンター|修理受付の準備物を案内する

受付で初めて必要書類が分かると、来店者が準備し直す場面が生じます。

小売店のサービスカウンター|修理受付の準備物を案内するの用途イメージ
※使用イメージです。

受付前に、手順と準備物を短い映像で見てもらう使い方です。
復号経路を確認した後は、本番の案内で文字を読む時間を確保し、受付条件の変更にも対応できる更新手順を決めます。

導入前の確認:受付条件が変わったときの更新手順、音声、再生継続を確認します。

公共施設の貸室窓口|機材の返却手順を案内する

部屋や機材ごとに返却手順が違うと、窓口担当が同じ説明を繰り返す場合があります。

公共施設の貸室窓口|機材の返却手順を案内するの用途イメージ
※使用イメージです。

機材ごとの返却手順を、短い映像で確認できるようにする使い方です。
利用者が必要な案内へ進める操作は、採用するアプリと実際の設置位置で試してください。

導入前の確認:タッチ操作や受付システム連携は今回の復号試験の対象ではありません。

03導入前の確認ポイント

  1. 本番の動画・プレーヤー・ドライバーで復号方式を確認する
  2. 実モニターで動き・文字・音声・切替を確認する
  3. 本番の再生時間と併用アプリを含めて負荷を試す

04仕様・購入前のご相談

実際に使うソフト、扱うデータ、接続する機器を整理し、試験条件と照らし合わせてみてください。
設置時は、放熱を妨げない配置もご確認ください。

現行の販売ページではWindows 11 Pro構成をご案内しています。
この記事のUbuntu環境は、当社で検証した構成です。

K4の選び方や導入前の確認について、お気軽にご相談ください。

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ネット接続を使わない現場のデータ受渡し|Skynew K4のUbuntu USB読み書き試験

SkynewSkynew 公式ブログ

Skynew K4 | 2026年10月28日

ネット接続を使わない現場のデータ受渡し|Skynew K4のUbuntu USB読み書き試験

Skynew K4の公式商品画像

ネットワークを使えない区画へ、帳票や設定資料をUSBで届ける。
こうした運用では、実際に使う媒体で、書き込みから読み戻しまで試しておくと安心です。
当社ではK4のUbuntu環境にUSB媒体を接続し、1時間、専用ファイルの書き込みと照合を繰り返しました。

01K4で実際に確かめたこと

試験日:2026年10月19日。
Ubuntu Desktop 24.04.5 LTS、約16GBのFAT32 USB媒体、480Mbps接続。
専用32MiBファイルを書き込み、fsync後に開き直してSHA256を照合しました。
試験個体はPentium 5405U、16GBメモリー、256GB SSD構成です。

Ubuntu USB読み書きの試験条件と結果
当社の試験記録に基づく説明図です。

3,602.321秒、約1時間に560回反復しました。
SHA256は全件一致し、正式区間のエラーは0件でした。
待機時間を除いた実処理速度は、書込10.64MiB/s、読込+SHA256が22.50MiB/sです。

媒体全16GBの全領域検査ではありません。
この媒体・接続での結果であり、USB 3の最高速度やすべてのUSB機器の互換性を示しません。

USB読み書き試験の動画

書き込み、読み戻し、SHA256照合の様子と1時間の結果を動画でご覧いただけます。

YouTubeでUSB読み書き試験を見る

02業種別の使い方

ここからは、今回の確認結果をどのような業務に役立てられるか、使い方をご紹介します。
実際の導入では、お使いの業務ソフトや接続機器と組み合わせて確認してください。

独立した検査区画|検査CSVを所定の経路で搬出する

検査機器を構内ネットワークへ接続しない運用では、記録の受渡し経路を明確にする必要があります。

独立した検査区画|検査CSVを所定の経路で搬出するの用途イメージ
※使用イメージです。

承認したUSB媒体で、所定の検査ファイルを受け渡す運用です。
搬出後に件数、ファイル名、内容を確認する手順を入れ、どのロットの記録かを追える形にしておきましょう。

導入前の確認:媒体の使用ルール、検査機器の形式、マルウェア対策、情報持出しの承認を確認します。

展示会の運営|会場で案内データを差し替える

会場回線に頼れない場合、直前の案内変更をローカルで反映する準備が必要です。

展示会の運営|会場で案内データを差し替えるの用途イメージ
※使用イメージです。

確認済みのUSB媒体と予備データを用意し、案内を差し替えた後は会場のモニターで内容を確かめます。
回線を使えない場合の更新手段として、事前に一連の操作を試しておけます。

導入前の確認:使う動画の容量・形式と保存先、削除してはいけないファイルを整理します。

設備保全|点検先へ手順書や設定資料を持参する

現場から社内共有へ接続できないと、必要な資料が手元になく確認を中断することがあります。

設備保全|点検先へ手順書や設定資料を持参するの用途イメージ
※使用イメージです。

承認済みの手順書や設定資料を、案件ごとにまとめて持参する使い方です。
必要なファイルが現場で読み出せるか、出発前に使う媒体と端末で確認しておきましょう。

導入前の確認:設備への設定書込や更新の成否を本試験が実証したものではありません。

印刷会社の受付|入稿ファイルの受領確認

持込媒体から受け取ったデータは、担当者へ渡す前に読めるか確認する必要があります。

印刷会社の受付|入稿ファイルの受領確認の用途イメージ
※使用イメージです。

受領用フォルダーへコピーし、ファイル数と内容を確認してから制作担当へ渡す運用です。
今回の読み書き試験は参考にしていただき、入稿に使う媒体とファイルで受領手順を試してください。

導入前の確認:安全な受領環境、データの利用権、大容量ファイルの形式と媒体を別途確認します。

03導入前の確認ポイント

  1. 採用する媒体とファイルシステムで実データを試す
  2. 書込完了と安全な取外し、別端末での読み戻しまで確認する
  3. 媒体の持出し管理と受領時の点検を業務ルールにする

04仕様・購入前のご相談

実際に使うソフト、扱うデータ、接続する機器を整理し、試験条件と照らし合わせてみてください。
設置時は、放熱を妨げない配置もご確認ください。

現行の販売ページではWindows 11 Pro構成をご案内しています。
この記事のUbuntu環境は、当社で検証した構成です。

K4の選び方や導入前の確認について、お気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちら ›Skynew

倉庫帳票・検査ファイルの受渡しを整理する|Skynew K4のUbuntu SMB共有1時間

SkynewSkynew 公式ブログ

Skynew K4 | 2026年10月28日

倉庫帳票・検査ファイルの受渡しを整理する|Skynew K4のUbuntu SMB共有1時間

Skynew K4の公式商品画像

倉庫の出荷一覧や工場の検査ファイルを、WindowsとUbuntuの間で受け渡したい。
コピーの完了だけでなく、読み戻した中身も確かめたいですよね。
当社ではK4の認証付きSMB共有へファイルを書き込み、読み戻した内容をSHA256で照合しました。
1時間の結果と、現場での運用例をご紹介します。

01K4で実際に確かめたこと

試験日:2026年10月19日。
Ubuntu Desktop 24.04.5 LTS、実リンク1Gbps、認証付きSMB2/3共有。
専用32MiBファイルを書き込み、読み戻してSHA256を照合しました。
試験個体はPentium 5405U、16GBメモリー、256GB SSD構成です。

Ubuntu SMB共有の試験条件と結果
当社の試験記録に基づく説明図です。

3,601.703秒、約1時間に1,201回反復しました。
SHA256は全件一致し、正式区間のエラーは0件でした。
待機時間を除いた実処理速度は、書込63.77MiB/s、読込+SHA256が67.08MiB/sです。

速度は待機時間を除いた今回の処理値で、NIC単体の最高速度ではありません。
媒体・共有設定・キャッシュ等に依存します。
大量の小ファイル、同時編集、複数拠点の性能をこの結果だけで判断しません。

実機検証動画

動画で、32MiBファイルの書き込み・読み戻しとSHA256照合、1時間の負荷・温度の推移、1,201回の照合結果を確認できます。

YouTubeでK4のSMB共有1時間試験を見る

02業種別の使い方

ここからは、今回の確認結果をどのような業務に役立てられるか、使い方をご紹介します。
実際の導入では、お使いの業務ソフトや接続機器と組み合わせて確認してください。

通販倉庫|確定した出荷一覧だけを作業場所へ渡す

修正中と確定済みのファイルが同じ場所にあると、古い一覧で作業を始める心配があります。

通販倉庫|確定した出荷一覧だけを作業場所へ渡すの用途イメージ
※使用イメージです。

作成中と作業用のフォルダーを分け、一覧が確定した時点で受渡しを確認します。
共有はファイルを届ける手段として使い、どれを確定版とするかは業務のルールで決めましょう。

導入前の確認:WMSのファイル形式、アクセス権、同名上書き、重複処理を確認します。

部品工場の品質保証|ロットごとの検査記録を集約する

計測端末ごとに保存したファイルを後から探すと、品番やロットの対応付けに時間がかかります。

部品工場の品質保証|ロットごとの検査記録を集約するの用途イメージ
※使用イメージです。

検査日とロットで受渡し場所を統一する使い方です。
送付後にファイル名と内容を確認する手順を入れると、端末ごとに保存した記録を集約するときの確認点が明確になります。

導入前の確認:計測器の出力、改訂管理、必要な保存期間、アクセス権を確認します。

印刷・製本会社|作業指示書と校正PDFの受渡し

指示書だけ更新され、校正PDFが古いままだと、どの版を使うか確認が必要になります。

印刷・製本会社|作業指示書と校正PDFの受渡しの用途イメージ
※使用イメージです。

案件ごとに指示書と校正PDFをまとめ、確定版を作業側へ渡す運用です。
版番号と更新日を揃え、実際に開いたファイルまで確認してから次の工程へ進みます。

導入前の確認:大容量PDF、同時アクセス、色校正など固有の要件はこの専用ファイル試験から保証しません。

施設運営|本部と受付端末の案内データ管理

掲示データを担当者のUSBだけで運ぶと、更新状況の把握が難しくなる場合があります。

施設運営|本部と受付端末の案内データ管理の用途イメージ
※使用イメージです。

構内共有から確定した掲示データを受け取り、表示端末側にも更新日時を残す方法があります。
通信できないときに何を表示するかも決めておくと、更新の手順を整理できます。

導入前の確認:共有できることと自動配信できることは別です。
採用する配信ソフトで確認します。

03導入前の確認ポイント

  1. 実ファイルと実利用者の権限で読み書きを確認する
  2. 同名ファイル、開きっぱなし、通信中断時の扱いを試す
  3. 共有場所と別にバックアップ・復元手順を用意する

04仕様・購入前のご相談

実際に使うソフト、扱うデータ、接続する機器を整理し、試験条件と照らし合わせてみてください。
設置時は、放熱を妨げない配置もご確認ください。

現行の販売ページではWindows 11 Pro構成をご案内しています。
この記事のUbuntu環境は、当社で検証した構成です。

K4の選び方や導入前の確認について、お気軽にご相談ください。

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